徳島県の公園の漏水調査を実施しました。調査した公園は広大な敷地で、丘陵地の斜面にいろいろな広場が整備されており、水道菅の長さの延長も2 KM程度ありましたが漏水を発見することができました。
1.漏水の状況
公園の管理事務所は水道メーター検針値と請求金額が最近増加傾向であった為に、水道メータを24時間で確認しました。メーターは冬場で水道の利用は少ないにもかかわらず30㎥以上動いており、丘の上の貯水槽に送る揚水ポンプが頻繁に稼働している為に漏水を疑いました。公園内を巡回したが地表では漏水を確認できず、公園の配管図面が古い為に正確な敷設場所が判らない状況でした。
2.調査方法の選定
公園内には水栓やバルブが少なく、管路の敷設場所が明確ではないので、水道菅の上を調査して漏水音より場所を特定する音聴調査より、トレーサーガスを管内に注入してガス検知器で漏洩場所を探すトレーサー式漏水調査を実施しました。
3.トレーサー式漏水調査
調査では管内の水を排水し、水道菅内にヘリウムガスを充填しました。その後に、ガス検知器で水道菅が敷設されている地表をガス漏洩の調査しました。
調査の結果、2箇所で漏洩場所が検知されました。その中で一箇所は構造物の下で漏水の修理がが困難な場所でありました。
6.漏水調査はトクスイに相談ください
今回は配管が2 KM程度ある広大な公園で、配管の敷設場所も曖昧にもかかわらず、2箇所の漏水を発見しました。
漏水調査は熟練した技術者と特殊な探査機器により正確に特定が可能です。漏水にお困りであればトクスイに連絡相談ください。
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