水道技術者募集!!~ライフラインを守る仕事~

ライフラインの「水道」を守ります

普段何気なく蛇口をひねると出てくる水道水。もし、蛇口から水が出なくなったら、私たちの生活に大きな支障を来してしまいます。
当社はライフラインの一つである水道が問題なく利用できるように、水道管の破損や漏水による道路陥没を未然に防ぐために、調査・診断を日々行っています。

 

水管橋
水道専用の橋

日本の漏水率は世界で一番低い

日本の漏水管理の技術は世界で最も高いと言われています。漏水の発見には高い技術力が必要です。当社は創業以来に長年培ってきた水道維持の技術とノウハウがあります。

日本の水道管の多くが老朽化しています

日本の多くの水道管が老朽化しており、各地で水道管の破裂事故が相次いでおります。早急な対応が必要とされ、水道管の調査診断のニーズが年々増加しています。

 

こんな仕事をしていただきます

水道局をお客様に、地中に埋設されている水道管の調査を行います。調査は音聴棒や漏水探知機という器具を水道管や地面にあてて「音」を聞いて異常音を聞き分けます。漏水音を頼りに漏水の状況や程度などを判断します。その音を聞き分けるには経験が必要ですので、まず先輩から音の種類や特徴などを学ぶことから始めます。

 

路面音聴調査
探知機で漏水の音を探しています

「水道のプロ」を目指そう!

社会貢献性は極めて高く、潜在的な期待が大きくそれだけにやりがいが大きい仕事です。未経験からでも先輩と様々な現場に出かけて調査していくことで成長していくこと出来ます。

そして、自分で調査し、改善を提案できるような「水道のプロ」を目指しませんか。

2018年11月29日の徳島新聞で当社の漏水調査技術者が掲載されました!

「蛇口をひねれば水が出る。当たり前に思えるが、今夏、豪雨や地震の被災地では断水が相次ぎ、水道の大切さを痛感した。自分が住む徳島市の水道は日々、どのように維持されているのか。その仕組みを取材した」新聞抜粋

 

徳島新聞(20181129) 水道を守る~地中の音聴記分ける~
徳島新聞(20181129) 水道を守る~地中の音聴記分ける~

>>>徳島新聞『水道を守る~地中の音聴き分ける』

特殊洗管(SCOPE工法)を実施しました。

水道管は敷設工事後に時間が経つと管内面が劣化したり、付着物や堆積物が溜まる場合があります。水道管の洗浄作業を水道局から委託を受けました。

1.水道管の洗浄作業

水道管の洗浄作業は、水道管の工事を行った際に管内の消毒・洗浄を行うために実施するものと、水質保全を目的として、行き止まり管路、管内面塗装の劣化している箇所、水道水の滞留時間の長い箇所等、あらかじめ水質異常や給水障害が発生しやすい管路に対して実施します。今回の洗浄作業は、水道管内の付着物の除去を目的に実施いたしました。洗浄作業では水道菅内の付着物をより確実に除去する為に「SCOPE工法」で実施しました。

2.SCOPE工法とは

SCOPE 工法とは、内視鏡カメラと弾力性のボール(以下PCボール)を使った水道管路の洗管工法です。この工法では、消火栓、空気弁下の補修弁を利用して、水道管路内へ PC ボールを送りこみ、PC ボールと管内面の摩擦により洗管を行います。また、洗管前後に内視鏡カメラによる調査も行い洗管効果を確かめることができます。

3.通常の洗管との違い

現在の洗管は、消火栓やドレインからの放水により管路内の流速を早めて行う放水洗管が主に行われています。このような放水洗管では、比重の軽い付着物や堆積物は洗管可能ですが、マンガンやシールコート、砂や錆など比重の重い堆積物は取り残してしまう場合もあります。SCOPE 工法を使うことにより、比重の重い堆積物や付着物も PC ボールで押し出し洗管することが可能です。

4.SCOPE工法の特色

SCOPE工法は以下の特色があります。

○内視鏡カメラで調査することにより、洗管前後の状況が確認できる。
○既設の消火栓下のボール式補修弁を利用して、PCボールの送り出し、受け取りを行うため、掘削等の工事を伴わない。
○区間断水で洗管が行えるため、断水影響が少ない。
○管路における曲管や異形管、山越し伏せ越し等も問題なく洗管可能。
○洗管対象管路は、石綿管を除く全ての管種に対応。

5.SCOPE工法の手順

SCOPE工法は以下の“事前調査”と“洗管業務”と“事後検証報告”の3つの段階からなります。

 

SCOPE工法の手順のフロー図
SCOPE工法の施工手順

6.SCOPE工法の洗管の仕組み

洗管の手順は以下の図のようになります。洗管対象管路は仕切弁にて区画し各区間内の戸別の止水栓を閉止いたします。ランチャー(消火栓や空気弁下のボール式補修弁などに設置)から投入したPCボールをキャッチャーで回収します。ボールの通過回数・硬度・外形寸法は現場の状況に応じて選択します。洗浄後の排泥は産業廃棄物として処理いたします。

 

SCOPE工法の洗管フロー図
不断水内視鏡カメラによる事前・事後調査
SCOPE工法のキャッチャー
キャッチャーよりPCボールを回収する
SCOPE工法のPCボール
使用後のPCボールの状態
SCOPE工法による洗管中の濁水のサンプル
洗管中のボールが出る直前の最も濁っている水を採水。(左から一回目から2回目、3回目)

7.今回の洗管結果について

管路全体に内面付着物が層となって存在し、内視鏡カメラ挙動により容易に剥離することで洗管前では視界不良が発生していましたが、洗管後には除去され視界不良も改善されました。

付着物が除去されたことにより内面防食状態が健全であることも確認できました。今回の洗管では軟質の錆並びに管内面付着物、堆積物が概ね除去され濁水発生要因の削減に大いに役立つ結果を残せたと考えます。

 

>>>上水道特殊洗管工法(SCOPE工法)について
>>>不断水カメラ調査について

 

大規模公園の漏水調査をしました。

徳島県の公園の漏水調査を実施しました。調査した公園は広大な敷地で、丘陵地の斜面にいろいろな広場が整備されており、水道菅の長さの延長も2 KM程度ありましたが漏水を発見することができました。

1.漏水の状況

公園の管理事務所は水道メーター検針値と請求金額が最近増加傾向であった為に、水道メータを24時間で確認しました。メーターは冬場で水道の利用は少ないにもかかわらず30㎥以上動いており、丘の上の貯水槽に送る揚水ポンプが頻繁に稼働している為に漏水を疑いました。公園内を巡回したが地表では漏水を確認できず、公園の配管図面が古い為に正確な敷設場所が判らない状況でした。

 

漏水により著しい水位低下
公園の貯水槽の水位が漏水により低下しポンプが頻繁に稼働

2.調査方法の選定

公園内には水栓やバルブが少なく、管路の敷設場所が明確ではないので、水道菅の上を調査して漏水音より場所を特定する音聴調査より、トレーサーガスを管内に注入してガス検知器で漏洩場所を探すトレーサー式漏水調査を実施しました。

 

広大な公園で漏水が発生
広大な公園敷地で配管の正確な位置が不明

3.トレーサー式漏水調査

調査では管内の水を排水し、水道菅内にヘリウムガスを充填しました。その後に、ガス検知器で水道菅が敷設されている地表をガス漏洩の調査しました。

 

トレーサー式漏水調査
トレーサーガス(ヘリウム)検知器により漏水箇所を特定

調査の結果は2箇所ので漏洩場所が検知されました。その中で一箇所は構造物の下で漏水の修理がが困難な場所でありました。

 

漏水箇所の発見

6.漏水調査はトクスイに相談ください

今回は配管が2 KM程度ある広大な公園で、配管の敷設場所も曖昧にもかかわらず、2箇所の漏水を発見しました。

漏水調査は熟練した技術者と特殊な探査機器により正確に特定が可能です。漏水にお困りであればトクスイに連絡相談ください。

>>>漏水かな?と思ったら

工場での漏水はどのように発見する?

大手電機メーカーの工場施設の漏水調査をしました。工場の漏水は敷地が広く、工場が稼働している場合などがあり漏水地点の特定は困難です。今回の工場の漏水調査について説明します。

1.漏水の原因と影響

一般的に漏水は配管の老朽化、衝撃による破損、施工欠陥などから発生します。水道管は殆どが地面に埋まっているので、地上に水が噴出してこない限り発見が困難です。発見が遅れると多額な水道料金を払う必要があるだけではなく、地面に空洞ができたり、付近の建物に悪い影響があります。早急に発見して修理する必要があります。

 

工場の漏水調査
工場敷地内の広範囲に配管が敷設されている

2.漏水範囲の特定

工場の施設内の配管は広範囲であるために、まず敷地内の配管をバルブにより区画に分け漏水区画を特定します。この特定調査でバルブ操作と、露出した配管の上にセンサーをあて超音波流量計により流入量が最も多い区間を特定します。

 

工場 漏水調査 バルブ操作
バルブ操作により漏水区間の絞り込み
超音波流量計により漏水区間を特定する(参考)

3.音聴調査

次に漏水区間の配管のバルブや蛇口をすべて漏水時に発生する噴出音がないかを音聴棒という器具で調べます。蛇口やバルブなどに漏水音が発見できたら付近の地面を配管から発生する漏水音を漏水探知機を使って探査します。

 

工場 路面音聴調査
漏水箇所を漏水探知機により特定

4.漏水箇所の特定

漏水探知機で漏水箇所がほぼ特定できたら、次にドリルで地面に穴を開けて音聴棒を差し込んで漏水音を確認しながらピンポイントに漏水箇所を特定します。

 

漏水確認調査
漏水確認調査(参考)

5.漏水発見

今回の調査で、漏水箇所を5箇所発見しました。今回の漏水の3箇所はVP(塩化ビニル)、その他は古いバルブでした。

すべての漏水量は75リットル/分になり、1ヶ月で3,348㎥/月にもなります。この量は、仮に水道料金が1立方メートルあたり300円とすると100万円以上の損失になります。

 

漏水場所
漏水箇所を特定

6.漏水調査はトクスイに相談ください

今回は配管が広範囲な工場の漏水を発見しました。漏水調査は熟練した技術者と特殊な探査機器により正確に特定が可能です。漏水にお困りであればトクスイに連絡相談ください。

>>>漏水かなと?と思ったら

>>>blog  施設内の漏水調査について

 

農業用水の管内カメラ調査とは?

徳島県内で農業水利施設でのストックマネジメントの一環として管内カメラ調査を実施しました。

近年、耐用年数を迎える農業用水利施設の数は急増して更新が必要になっています。しかし、近年の国や地方公共団体等の財政が逼迫しており、限られた予算では、耐用年数に達する基幹水利施設のすべてを更新していくことが困難です。

ストックマネジメント

そのような背景に、最近は補修・補強等により施設を長寿命化させ、総費用を低減させることを目的として「ストックマネジメント」という手法を導入しています。

一般的に「ストックマネジメント」とは、農業用施設の点検診断による補修を通じて、施設の有効活用や長期利用による、全体的なコストを低減する技術や管理手法です。

管内面調査を実施

今回はストックマネジメント手法における農業用水管路の機能診断調査として管内カメラ調査を実施しました。

調査では、管体のひび割れ、たわみ状況及び継手間隔、また、ダクタイル鋳鉄管、鋼製異形管にあっては塗装・腐食、錆状況といった調査項目を確認することができます。今回は内視鏡カメラと自走式カメラによる調査を実施しました。

●管内視鏡カメラ調査

管内部に水があったり、人間または自走式カメラが進入できない箇所では、空気弁の下などに設置されているボール式補修弁からカメラケーブルを押し込んで内視鏡カメラを管内に挿入します。

管内部のシールコート、鉄錆、砂等の夾雑物の存在状況、スケールの付着状況、塗装やライニングの劣化状況、管接合部や異形管内面の腐食状況、バルブ弁体部の状況等が容易に調査、把握できます。

 

内視鏡カメラの調査状況
内視鏡カメラの調査状況
管内の状況
管内の状況

>>>過去blog 水道菅内不断水カメラ調査について

●自走式管内カメラ調査

口径が800mm以下で、管内に人間が入ることができない管路には自走式のカメラで調査しました。この調査では堆積物の有無や堆積状況、継手の接合状態の確認、管内部のひび割れ状況、管扁平率などを測定しました。

 

自走式カメラの組立及び設置状況
自走式カメラの組立及び設置状況
自走式カメラの制御状況
自走式カメラの制御状況
管内の撮影状況

>>>自走式管内カメラ調査システム資料

>>>農林水産省HP「農業水利施設のストックマネジメント