大阪市内の都市型大規模公園の漏水調査をしました

大阪市内の大規模公園の漏水調査を実施しました。

公園全体の水道使用量が昨年の同じ月と比べて5,000㎥以上増えており、漏水の可能性ががあるために当社に依頼されました。

公園は建設から50年以上経過して管路も老朽化しており、漏水箇所が複数の可能性があり、漏水量も多い為に早急に発見して修繕する必要がありました。

今回の漏水調査は以下の手順で進めました。

公園漏水調査フロー図

1.エリア別の漏水量の把握

公園は65ha程度あり調査が広範囲であるために、各エリア別に簡易型の流量計を給水管に設置して、分岐部分のバルブの開閉によりエリア区画の漏水量を把握し漏水調査の計画を策定いたしました。

 

漏水区画特定のために超音波流量計を設置

音聴調査

まず、漏水区間の配管のバルブや蛇口をすべて漏水時に発生する噴出音がないかを音聴棒という器具で調べます。蛇口やバルブなどに漏水音が発見できたら付近の地面を配管から発生する漏水音を漏水探知機を使って探査します。

 

音聴棒による弁栓音聴調査

また、地下に埋設された給水管の漏水によって発生する振動音を漏水探知器によって検出するために、水道管の埋まっている地上にて1m間隔で漏水箇所を探索します。作業方法は、音を頼りに漏水を探査するために使用水が少なく各種騒音の比較的少ない時間帯を利用します。

 

漏水探知機による路面音聴調査

トレーサー式漏水調査

音聴で発見が困難な箇所については水道管内部にヘリウムガスを注入して漏水箇所から噴出するガスをヘリウム検知機で検知して漏水箇所を特定するトレーサー工法を実施しました。ヘリウムガスは空気より軽いために、漏水箇所からのガスは真上に出てくるために検知機で漏水箇所の特定が可能です。

 

ヘリウムガスによるトレーサー調査
トレーサーガスの注入状況

漏水箇所の特定作業

各音聴調査で探知された音の発生地点が漏水によるものか、他の雑音なのか、使用水による流水音なのかを判別し、漏水が原因によるものであれば漏水地点を特定します。漏水の疑いのある地面にハンマードリル・ボーリングバーを用いて、穴をあけ、音聴棒を配管に近づけて、漏水音と水の漏れにより場所を特定します。

 

漏水箇所の特定

漏水調査結果

最終的に今回の調査で公園内に7箇所で約8.8㎥/時間、6,000立米程度の漏水を発見しました。

 

漏水箇所の特定

漏水調査はトクスイに相談ください

今回の調査は64haの大規模公園でありながら、地上から発見不可能な地下漏水をを数箇所発見しました。当社は熟練した技術者と特殊な探査機器により正確に特定が可能です。漏水にお困りであればトクスイに連絡相談ください。