日本水道協会の「全国会議」に参加して参りました。
今年度は京都市のロームシアター京都とみやこめっせで11月9日から3日間でした。テーマは「大規模地震等災害へ備えるために」として「強靱、連携、持続」をキーワードにシンポジウムが開催されていました。
研究発表会では11部門から450編が発表がされていました。今回は経営分野において官民・広域連携、広報・広聴、技術継承・人材育成、事業評価・ベンチマーキングに関する発表について、技術分野では管路関係(導・配水)における管路維持管理、漏水対策等について主に聴講して参りました。
経営分野では人口減少に関する研究発表で小規模水道事業における給水方式の検討例や人口減少が水道経営に及ぼす影響分析について、水道地形ガイドラインのPI指標を用いた事業分析について、産官学連携では厚生労働省の官民連携推進協議会についてが興味深かった。
管路技術分野では配水管内不断水カメラ調査及び管内洗浄工法、漏水発生時の漏水音圧周波数スペクトル分析などが興味深かった。
また、日本水道工業団体連合会主催の「京都水道展」が併設されており、123社・団体が最新の技術・製品・システムが展示していました。