平成29年10月25日から27日の3日で(公社)日本水道協会の全国会議、(一社)日本水道工業団体連合会の主催する水道展が香川県のサンポート高松で開催されました。
当日の水道展は台風の影響で当初の3日間の予定から26日、27日の2日間に短縮されました。水道研究発表会はサンポートホールでおこなわれ466件の発表がなされました。
当社に関連する漏水調査の近年の傾向としては、熟練技術者による調査から漏水音の検知・判定技術の進歩による漏水自動判別機器を利用した調査、漏水監視センサーを常時設置する工法が多くなっており、それに伴い研究発表もセンサーの漏水判別技術や漏水監視センサーの効率設置に関する技術などの発表がありました。
今後はセンサーの漏水音判別技術の向上、IoTにより管路の水圧・流量の測定データの連動、さらには人工知能やビックデータを利用した漏水の予測・監視システム社会の到来を予感させます。
>>公益社団法人日本水道協会
>>一般社団法人水道工業団体連合会
漏水調査に関する発表
(導・送・配水部門)「5-32水道管路における音声データを活用した漏水有無判定モデルに関する一考察」「5-43漏水により水道管に発生する弾性波の特徴」「5-33中大口径管路における漏水検知に関する研究(Ⅱ)」「5-34漏水センサー最適配置モデルの有効性に関する一考察」「5-35無線型漏水監視システムによる計画的な無効水量の削減」