先日イスラエルの水道関連(漏水管理)におけるスタートアップ企業の技術担当者とお会いしました。
イスラエルは中東の砂漠の国で あり水源が限られ、周辺諸国で水源が絡む紛争を抱えています。水源の確保は軍事と同じ国の存亡にかかる安全保障事項です。そのような背景から政府は国家戦略として水関連技術を育成しており、世界でも最も革新的な水技術を持つ国の一つと言われています。
イスラエルの先進的な水技術は海水淡水化の技術から、水道の漏水管理、下水の再利用技術、農業用水管理技術など多岐にわたります。
当社の漏水管理技術分野ではブログで紹介した人工衛星から漏水を探査するUTILIS社、水道ネットワークの漏水音圧・流量・水圧センサのデータを統合し、気象などの外部情報に基づいてAIにより漏水監視・予測診断するソリューションを提供しているTaKaDu社などがあります。
今回はAquarius Spectrum社で漏水探知センサーとモバイル機器を組み合わせてクラウドでAIを利用して漏水を探査するSaaS(Software as a Service)型のソリューションについて話を伺いました。
>>>過去ブログ 「Utilis人工衛星による水道管の漏水探査について」
>>>過去ブログ「モバイル型漏水探知機について」