モバイル漏水探知システムとは?

モバイル漏水探知システムは、ハンドヘルド高感度センサーで探知した音圧をモバイルに取込み、相関機能を使ってピンポイントで漏水地点をMAP上に表示します。

1.フィールドデータを共有する

漏水調査においてはフィールドデータを共有・可視化して蓄積することは今後の対策に有効です。

 

・他のチーム、事務所と情報共有がしたい

・調査データ(日時、漏水音圧、漏水箇所)を残したい

・調査チームと各部門の連携を取りたい

・漏水判断を数値化したい

・GIS(管路情報)と連携したい

2.モバイル漏水探査システム

モバイル式漏水探査システムは以下の特徴があります。

・センサーを管路の弁栓に置いて測定
・漏水音を「AI技術」で検知調査地区の音聴状況をリアルタイムで共有
・熟練工の作業負担を削減

●音聴測定 ―デジタルによる音聴測定 ―

モバイルと小型センサーにより音聴測定します。

・携帯型の固体高感度音聴デバイスで測定
・音聴デバイスを置くと即座に音圧をデジタル表示
・配管材質に対応する音聴周波数シフト技術搭載
・付属イヤーフォンで測定可能

●漏水調査 ― 測定地点データがマップ上表示 ―

バルブやメーターなどの設備情報や口径や材質などの管路情報を取り込むことにより漏水調査データと統合的に管理ができます。

・内臓GPSを使い音聴調査地点をマップに表示
・各地点データを音聴数値に沿い色分け
・水道管路GISを表示
・車騒音などのバックグランドノイズフィルター適用
・イコライザ技術適用

●相関調査 ― 漏水地点を表示 ―

2台の端末で相関調査を実施できます。

・相関相手間でクリック操作を実行
・クラウドベースで自動解析
・漏水地点を割り出し即時マップ上に表示

●Webアプリケーション ― ダッシュボード管理 ―

漏水調査状況が現場と管理事務所でリアルタイムに共有でき、調査分析が可能です。

・現場のデータはリアルタイムでアップデート
・測定地点、測定者、測定時刻、現場情報、等
・相関解析の詳細データ
・現在及び過去データの検索
・すべての音圧データを取出

 

iquarius web01
調査情報をWEBでリアルタイムに確認
iquarius web02
WEBで相関調査を再度分析

3.固定型センサーとの連携

固定型センサーの設置により将来はより的確でリアルタイムな漏水監視・調査が可能です。

 

固定型センサーとの連携

4.参考資料

>>>モバイル漏水探知機 資料

>>>モバイル漏水探査システムのご提案

イスラエルのスタートアップ水関連企業

先日イスラエルの水道関連(漏水管理)におけるスタートアップ企業の技術担当者とお会いしました。

イスラエルは中東の砂漠の国で あり水源が限られ、周辺諸国で水源が絡む紛争を抱えています。水源の確保は軍事と同じ国の存亡にかかる安全保障事項です。そのような背景から政府は国家戦略として水関連技術を育成しており、世界でも最も革新的な水技術を持つ国の一つと言われています。

イスラエルの先進的な水技術は海水淡水化の技術から、水道の漏水管理、下水の再利用技術、農業用水管理技術など多岐にわたります。

当社の漏水管理技術分野ではブログで紹介した人工衛星から漏水を探査するUTILIS社、水道ネットワークの漏水音圧・流量・水圧センサのデータを統合し、気象などの外部情報に基づいてAIにより漏水監視・予測診断するソリューションを提供しているTaKaDu社などがあります。

今回は漏水探知センサーとモバイル機器を組み合わせてクラウドでAIを利用して漏水を探査するSaaS(Software as a Service)型のソリューションについて話を伺いました。

>>>過去ブログ 「Utilis人工衛星による水道管の漏水探査について」

 

モバイル漏水探知機
携帯端末と高性能センサーによりクラウドで漏水音を分析