徳島ウォーターサービス協同組合のHPが開設されました

徳島ウォーターサービス共同組合(以下、TWSとする)のホームページが開設されました。TWSは徳島県内の水道関連企業により構成されており、水づくりを通して、豊かな徳島の実現を、水道関係者と地域住民と共に目指すものです。 “徳島ウォーターサービス協同組合のHPが開設されました” の続きを読む

漏水調査研修会が開催されました

当社の所属する日本漏水調査システム協会(事務局:徳島市、会長:新垣光勇)(以下、NRS協会)が漏水調査研修会を技術研修センター(徳島県徳島市川内町平石若宮8番地7号)にて平成31年4月16、17日及び23、24日の2回開催されました。今回の研修会には四国内外の自治体職員と協会の会員技術者が参加されました。 “漏水調査研修会が開催されました” の続きを読む

上水道管の特殊洗管(SCOPE工法)を実施致しました

今回は洗浄対象となる配水管路付近での給水栓で濁水が頻繁に発生する為に、その原因の特定と対策の為に委託されました。洗浄作業は管路内部を不断水式内視鏡カメラ(以下、内視鏡カメラ)で調査し、堆積物や菅内面付着物を確認した後、除去作業のために区間断水し”「SCOPE工法」を実施しました。

特殊洗管(SCOPE工法)

SCOPE工法における内視鏡カメラ調査
図1)事前内視鏡カメラ調査実施状況
図2)ランチャー設置状況

SCOPE工法では、まず既設の消火栓等の下にあるボール式補修弁から、内視鏡カメラにより管路内を調査しました。(図1)

そして、消火栓等の補修弁(ランチャー)から球形の軟質ウレタン樹脂(以下、PCボール)を投入して摩擦力と水流による洗浄洗管し、下流の消火栓等(キャッチャ)よりPCボールを回収しました。(図2)

最後に洗管後に再度内視鏡カメラ調査し洗管効果を検証致しました。

内視鏡カメラによる洗管効果の検証

事前内視鏡カメラ調査により管内部全体に付着物を確認しました
(図3)菅内状況 事前内視鏡カメラ調査
管内面の付着物の除去を確認。付着物の除去後にマンガンと考えられる色素沈着を確認
( 図3)菅内状況 事後内視鏡カメラ調査

事前の内視鏡カメラ調査で管内部全体に付着物を確認しました。(図3)洗管後は管内面の付着物の除去を確認しました(図4)。付着物の除去後にマンガンと考えられる色素沈着を確認しました。

管路全体に内面付着物が層となって存在しカメラ挙動により容易に剥離することで洗管前では視界不良が発生していましたが、洗管後には除去され視界不良も改善されました。付着物が除去されたことにより内面防食状態が健全であることも確認できました。

今回の洗管では軟質の錆並びに管内面付着物、堆積物が概ね除去され濁水発生要因の削減が出来たと考えます。

 

>>菅内状態ランク評価基準について (一社)全国水道管内カメラ調査協会

>>上水道管特殊洗浄工法(SCOPE工法)について

洗管前後の菅内比較映像

SCOPE工法による上水道管の洗浄

全国漏水調査協会が三郷市と災害協定を提携

平成30年9月14日に当社の所属する全国漏水調査協会(事務局:東京千代田区 会長:古賀一典)と埼玉県三郷市(みさとし)が「災害時等における漏水調査技術員の派遣に関する協定」を締結しました。

この協定は、三郷市が管理する水道管路施設の応急復旧に必要となる漏水調査作業を効率的かつ迅速に行うことを目的とし、災害時等に三郷市の要請に基づき、全国漏水調査協会が漏水調査技術員を派遣するものです。三郷市役所にて調印式を行いました。

全国漏水調査協会

〒102-0074
東京都千代田区九段南3丁目9番11号マートルコート麹町1002号
TEL:03-5275-3680 FAX:03-5275-4977
EMAIL:info@zenroukyou.jp

>>全国漏水調査協会ホームページ
>>熊本市の地震災害時の漏水調査技術員の派遣協定について

 

全国水道管内カメラ調査協会の第8回定時総会が開催されました

平成30年6月21日に一般社団法人全国水道管内カメラ調査協会【事務局:神戸市中央区 会長:杉戸大作】の第8回定時総会が埼玉県さいたま市で開催されました。

管内カメラ調査協会とは管内カメラ調査を通じて水道事業の促進に寄与し、国民の生活環境の改善に貢献することを目的とする団体です。

来賓にさいたま市水道局長 八木澤修様、(株)日本水道新聞社代表取締役社長 篠本勝様、(株)水道産業新聞社代表取締役社長 西原一裕が臨席いただきました。さいたま市水道局長 八木澤修様から来賓祝辞を頂きました。

 

第8回水道管内カメラ協会総会 会長挨拶
第8回水道管内カメラ協会総会 会長挨拶

今年度より新会員として株式会社折本設備(神奈川県相模原市)、株式会社九州事業センター(福岡市南区)が入会されました。

総会では議案として平成29年度の事業・収支報告、定款変更、平成30年度の事業・収支計画が上程され審議・可決されました。

また報告事項としてカメラ調査標準歩掛について、認定カメラ技能講習会、管路内面診断評価委員会について、2018年IWA(国際水協会)世界会議・展示会、さらに福岡水道展への出展について報告されました。

続いて石川美直専門委員より「水道事業体における管内カメラ調査事例」を講演があり、名古屋市上下水道局の実施している~安全でおいしい水道水プロジェクト~について配水管内カメラ調査と配水管内クリーニングの事例紹介がありました。

 

石川専門委員 講演
石川専門委員 講演

総会終了後には懇親会が開催され会員及び来賓の親睦を深めました。

 

懇親会 堀内厚生顧問
懇親会 堀内厚生顧問
懇親会 杉戸会長
懇親会 杉戸会長
懇親会 小泉明特別会員
懇親会 小泉明特別会員

>>講演会資料 水道事業体における管内カメラ調査事例
>>(一社)全国水道管内カメラ調査協会 公式ホームページ
>>管路内面評価委員会 第1回開催報告 第2回開催報告

関連Blog

>>水道管内カメラ調査の積算歩掛について
>>水道管内不断水カメラ調査について
>>全国水道管内カメラ調査協会の第7回総会が開催されました

 

全国漏水調査協会の第30回定期総会が開催されました

平成30年6月15日に東京の市ヶ谷にて全国漏水調査協会【代表:古賀一典 事務局:東京都千代田区】の第30回定期総会が開催されました。

全国漏水調査協会は、上水道管路の維持管理、充実に寄与し、併せて漏水調査業の健全な発展を図ることを目的としています。

定期総会では平成29年事業報告・収支決算報告と平成30年度事業計画・収支計画案が上程され、審議・承認されました。

 

全国漏水調査協会 第30回定期総会 会場
全国漏水調査協会 第30回定期総会

総会終了後には30周年記念パーティーが開催されました。パーティーでは日本水道協会から工務部長代理、日本水道工業団体連合会の業務部長が来賓として臨席がありました。今回は30周年という節目を祝い、今後の当協会と会員の更なる発展と活躍を願い、各会員が懇談されました。

 

全国漏水調査協会 30周年記念パーティー 会長挨拶
全国漏水調査協会 30周年記念パーティー 会長挨拶

翌日には協会主催の施設見学会あり、築地本願寺と移転する前の最後の築地市場の見学してきました。場内は、業者さんが小型特殊自動車やトラックに乗って忙しく行き交い、また買い物客や観光客であふれる活気ある市場を体感してきました。

全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地本願寺
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地本願寺
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場 仲卸市場
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場 仲卸市場
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場

>>>全国漏水調査協会 HP
>>>水道産業新聞 2018年6月11日「~有収率の維持・向上に貢献~全国漏水調査協会が設立30周年 さらなる飛躍へ」

 

水道産業新聞に当社の所属する「全国漏水調査協会」の設立30周年記事が掲載されました

水道産業新聞 2018年6月11日に当社の所属する「全国漏水調査協会」の設立30周年記事が掲載されました。

>>>全国漏水調査協会 HP
>>>水道産業新聞 2018年6月11日「~有収率の維持・向上に貢献~全国漏水調査協会が設立30周年 さらなる飛躍へ」

 

地域水道支援センターの第12回総会に参加しました

平成30年5月27日に東京都品川区きゅりあんで「特定非営利活動法人地域水道支援センター」(以下、CWSC)【本部:東京都町田市、理事長:保屋野初子】の総会に参加して参りました。

CWSCは、東京都で2006年の設立以来、緩速ろ過(生物浄化法)に関する情報発信や、国際協力機構(JICA)などを通じて海外や、地域の小規模集落水道の技術支援を実施し、適正技術による水供給サービスを通して地域づくりを支援している団体です。

今回で第12回目になる総会では、平成29年度の事業報告として、岩手県中部水道企業団・(株)トーケミによるの緩速ろ過システムの共同研究、花巻・盛岡での緩速ろ過(生物浄化)法セミナーなどの報告がありました。

また平成30年度の活動計画として名古屋での緩速ろ過(生物浄化)法セミナー、過年度からの継続研究、ラオス農村部における小規模水道施設の技術支援の為の調査についてなどが上程されました。

総会後には公開セミナーとして「水道大変時代の私たちのミッション」のテーマで「水道大変時代に突入した日本の水道」を橋本淳司理事から、「水道を超えていくNPOの仕事」を保屋野初子理事長からそれぞれ現代の水道を取り巻く社会状況の中でのCWSCの仕事を紹介しこれからの役割について講演がありました。総会終了後は会員が情報交換会で懇親がなされました。

 

「水道大変時代に突入した日本の水道」を橋本淳司
「水道大変時代に突入した日本の水道」を橋本淳司理事
「水道を超えていくNPOの仕事」を保屋野初子理事長
「水道を超えていくNPOの仕事」を保屋野初子理事長
情報交換会
情報交換会

>>特定非営利活動法人地域水道支援センター
>>橋本淳司理事の公式ページ
>>中本信忠理事の緩速ろ過から生物浄化法

 

漏水調査研修会が開催されました

当社の所属する日本漏水調査システム協会[本部:徳島市 代表:新垣光勇]の主催する漏水調査研修会が平成30年4月19、20日に同協会のトレーニングフィールド(徳島市川内町平石若宮8番7)で開催されました。

今回の研修会は会員各社の新人研修であり、漏水防止対策での漏水調査業務の重要性や、最新の漏水探索機の原理や調査機器の操作体験で、更なる漏水調査知識の向上や調査機器の使用を習得し、会員各者の業務推進に役立てもらう趣旨で開催されました。

研修会は2日間で、初日は研修室で漏水防止概論、漏水探索技術と探査機器について、2日目は漏水探査機器の使用方法と取扱についての実技研修でした。

当社は本研修会で相関探知機器の使用法と水道管内不断水カメラ調査の実演を担当いたしました。

問い合わせ:日本漏水調査システム協会
所在地: 〒770-0004 徳島県徳島市南田宮2丁目7−4 電話: 088-632-7525

 

流量測定調査
実技研修 超音波流量測定
音聴棒による漏水音の聞き分け
実技研修 音聴棒による漏水音の聞き分け
トレーサーガスによる漏水探査
実技研修 トレーサーガスによる漏水探査
漏水探知機による漏水探索
実技研修 漏水探知機による探査法
実技研修 管種の違いによる漏水音
実技研修 管種の違いによる漏水音
水道管内不断水カメラ調査実演
水道管内不断水カメラ調査 実演
水道管内不断水カメラ調査における管内状況
水道管内不断水カメラ調査 管内状況

水道管内カメラ調査の積算歩掛が作成されました

当社が所属する(一社)全国水道カメラ調査協会[本部:神戸市中央区、会長:杉戸大作]が水道管内カメラ調査の積算の標準歩掛を作成しました。

標準歩掛は協会に所属する各社の調査施工例をベースに、厚生労働省の「水道施設整備費に係る歩掛表」、国土交通省の「公共設計労務単価」及び「設計業務委託等技術単価」を参考にまとめています。

水道管内カメラ調査は新しい技術ですが、次第に認識され見積・施工依頼が増加するにつれて公正かつ迅速な積算を可能にする標準歩掛が必要となっておりました。そこで平成28年12月から全国水道カメラ調査協会で「積算検討委員会」を設置し会員や水道専門家の意見を聴収し作成したものです。

当社の積算においても公正かつ迅速な積算に役立てていきたいと考えております。

>>平成29年度水道管内カメラ調査標準歩掛(PDF)
>>一般社団法人全国水道管内カメラ協会

 


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