全国漏水調査協会とは

■全国漏水調査協会とは

全国漏水調査技術協会と漏水調査協力会の2団体が合併して昭和63年9月に設立しました。当時は漏水調査の技術者が不足していたことから会員会社の技術者育成を重点的に取り組みました。長年にわたり漏水調査に関する専門集団として、水道管路の適切な維持管理や、有収率の向上に貢献してきました。

効率的な漏水調査には、熟練した水道技術者の育成・確保が最も重要な取り組みとなることから、漏水調査技術者の教育認定制度の確立に協会発足当時から取り組んでいます。

また自治体のニーズに応じて「漏水調査積算資料」や「漏水調査工法説明書」を作成するなど多面的な取り組みを行っている。

■漏水調査技術者の教育・技術認定制度の確立

信頼される業務執行を目指し、会員企業の従事者の生涯教育として資格試験を実施し、合格者には認定証を付与し更新時には講習会を義務付けるなど、協会創設時から継続的に人材育成を図り認定者制度を確立し、技術の資質向上を図っています。

■漏水調査に関する資料の配布

漏水調査調査の既成工法を整理して統一化した「漏水調査工法説明書*1 」を平成30年4月に改訂し、国内の水道事業所に配布し活用頂いている。また信用される漏水調査の確立を図るために、「漏水調査積算資料*2 」を作成し国内の全水道事業体に配布している。事業体の要望や社会環境の変化、技術の変化などを踏まえて随時改訂を行っています。

■漏水調査に関する新工法の開発

これまでも各事業体における管路状況を見極め実態に合った工法・機器を研究・開発を進めています。

■全国漏水調査協会 概要

【所在地】

東京都千代田区九段南3丁目9番11号マートルコート麹町1002号
TEL:03-5275-3680  FAX:03-5275-4977
Eメール:info@zenroukyou.jp

【設 立】

昭和63年9月1日

【目 的】

水道管路の維持管理、充実に寄与し、併せて、漏水調査業の健全な発展を図ることを目的としています。

【役 員】

[会 長] 古賀一典(株式会社ライフライン/代表取締役)
[副会長] 秋山博和(株式会社サンスイ/代表取締役)
[理 事] 築山邦弘(株式会社コスモリサーチ/代表取締役)
[理 事] 滝本佳範 (株式会社トクスイ/代表取締役)
[理 事] 佐藤 亘 (株式会社ウォーターサポート/代表取締役)
[監 事] 小東雅彦(株式会社サンリーク/代表取締役)
[監 事] 工藤 清 (株式会社西日本水道センター/代表取締役)

■関連資料等

>>>*1 漏水調査工法説明書(改訂版)
>>>*2漏水調査積算資料(標準工法)
>>>*2 全国漏水調査協会 積算資料(応用工法)

>>>過去ブログ「第31回全国漏水調査協会の定期総会が開催
>>>過去ブログ「埼玉県三郷市が災害協定を締結

>>>全国漏水調査協会 ホームページ

*水道産業新聞 一部抜粋参照

第31回全国漏水調査協会の定期総会が開催されました

令和元年6月14日(金)に全国漏水調査協会(事務局:東京都千代田区 会長:古賀一典)の第31回定期総会が東京市ヶ谷で開催されました。

総会ではまず平成31年度に入会の株式会社ウォーターワークス(福岡市)、ヤマトリサーチ株式会社(山形県米沢市)の2社の紹介がありました。

議案では、平成30年度の事業報告・収支決算報告、令和元年度の事業計画・収支予算案の上程がなされました。また、当協会の主要な活動内容の一つである緊急災害時における技術者の派遣に関する災害時応急対応事業についての上程がありました。最後に、任期満了に伴う役員改選が実施され新たな理事が選任されました。

 

第31回全漏協総会の様子

総会後には懇親会が開催され新体制における役員と会員の懇談がなされました。

 

第31回全漏協総会 懇親会 会長あいさつ

 

また、翌日の15日には協会主催の東京湾の視察があり、東京オリンピック開催に向けて開発により変貌する東京湾を船上から視察しました。

第31回全漏協総会 東京湾臨海部視察会 お台場を望む

令和元年度 全国漏水調査協会新役員

会 長 古賀一典 株式会社ライフライン
副会長 秋山博和 株式会社サンスイ
理 事 築山邦弘 株式会社コスモリサーチ
理 事 滝本佳範 株式会社トクスイ
理 事 佐藤 亘 株式会社ウォーターサポート
監 事 小東雅彦 株式会社サンリーク
監 事 工藤 清 株式会社西日本水道センター

>>>令和元年度全国漏水調査協会会員名簿

全国漏水調査協会の災害協定に関する記事

>>>平成30年9月14日 埼玉県三郷市が災害協定を締結
>>>平成28年10月25日 熊本市の地震災害時の技術員の派遣協定について

全国漏水調査協会

〒102-0074
東京都千代田区九段南3丁目9番11号マートルコート麹町1002号
TEL:03-5275-3680 FAX:03-5275-4977
EMAIL:info@zenroukyou.jp

>>全国漏水調査協会ホームページ

漏水調査研修会が開催されました

当社の所属する日本漏水調査システム協会(事務局:徳島市、会長:新垣光勇)(以下、NRS協会)が漏水調査研修会を技術研修センター(徳島県徳島市川内町平石若宮8番地7号)にて平成31年4月16、17日及び23、24日の2回開催されました。今回の研修会には四国内外の自治体職員と協会の会員技術者が参加されました。

 

研修会の様子①
研修会の様子②

研修会は水道事業における重要な課題である漏水防止について、水道維持管理業務に従事されている技術者に漏水防止に関する概論や、漏水を擬似的に発生させた研修センター内のトレーニングフィールドにおいて最新の漏水探知機器を使いながら資質の向上を目的に開催されました。

研修会で当社は漏水探知機を用いた調査の指導員として研修に従事を致しました。

 

NRS協会の懇親会の様子

4月24日の研修会の後にNRS協会の定時総会開催され、平成30年度決算及び令和元年の予算等か審議可決されました。その後に徳島市内の懇親会で理事、会員が懇談しました。

イスラエルのスタートアップ水関連企業

先日イスラエルの水道関連(漏水管理)におけるスタートアップ企業の技術担当者とお会いしました。

イスラエルは中東の砂漠の国で あり水源が限られ、周辺諸国で水源が絡む紛争を抱えています。水源の確保は軍事と同じ国の存亡にかかる安全保障事項です。そのような背景から政府は国家戦略として水関連技術を育成しており、世界でも最も革新的な水技術を持つ国の一つと言われています。

イスラエルの先進的な水技術は海水淡水化の技術から、水道の漏水管理、下水の再利用技術、農業用水管理技術など多岐にわたります。

当社の漏水管理技術分野ではブログで紹介した人工衛星から漏水を探査するUTILIS社、水道ネットワークの漏水音圧・流量・水圧センサのデータを統合し、気象などの外部情報に基づいてAIにより漏水監視・予測診断するソリューションを提供しているTaKaDu社などがあります。

今回は漏水探知センサーとモバイル機器を組み合わせてクラウドでAIを利用して漏水を探査するSaaS(Software as a Service)型のソリューションについて話を伺いました。

>>>過去ブログ 「Utilis人工衛星による水道管の漏水探査について」

 

モバイル漏水探知機
携帯端末と高性能センサーによりクラウドで漏水音を分析

 

当社の技術者が徳島新聞に掲載されました

2018年(平成30年)11月29日付けの徳島新聞の10面で「水道を守る」として当社の漏水調査技術者が掲載されました。以下記事抜粋です。

『水道を守る~地中の音聴き分ける』

共同通信徳島支局・石井祐

蛇口をひねれば水が出る。当たり前に思えるが、今夏、豪雨や地震の被災地では断水が相次ぎ、水道の大切さを痛感した。自分が住む徳島市の水道は日々、どのように維持されているのか。その仕組みを取材した。

風が冷たい昼下がりの住宅街。「道路に水があふれている」と通報を受けた市水道局の職員と、水道設備会社「トクスイ」の石井佳宜さん(56)が駆けつけた。

「地中の見えない水道管の位置と、漏水地点を特定します」と水道局の西田浩章さん(53)。ぬれた地面の真下に破損した管があるとは限らず、離れた地表から水があふれていることも多い。

漏水は、水が無駄になるだけでなく、道路陥没も招きかねない。

調査一筋30年の石井さんはヘッドホンを着け、コードでつながった丸いセンサーを地面のあちこちに当て始めた。

「漏水探知機」と呼ばれ、地中の微細な水漏れの音を聞き取り、位置を特定する。医師が持つ聴診器のようだ。

地中はさまざまな音であふれ、センサーはそれらを全て拾う。車や工事の音、風が地面に吹きつく音、下水道の音。電柱の機械音も。「浄化槽のモータは漏水音とそっくり」と言う。

記者もヘッドホンを着けてみたが、「ゴー」とくぐもった音がするだけ。石井さんは「経験で聴き分けるしかないですよ」と笑う。

水漏れ位置に目星をつけると、道路にドリルで細い穴を掘り、金属製の「音聴棒」を差し込む。ずれていたら、音ははっきり聞こえない。

数十センチ単位でずらしながら、何度も穴を掘る。現場は水道管がカーフしているとみられ、特定が難しい。後日、改めて調査することになった。

2日後の朝、漏水の勢いは増していた。「逆に水の音が聞きやすい」と石井さん。すぐに特定できた。開けた穴に差した音聴棒に耳を当てると、「さらさら」が、と水が流れるきれいな音がする。

約1メートル四方の範囲で地面を掘る。破損した管から水が噴き出していた。水道局の吉村凌さん(26)らは「びったり当たった」と感嘆しながら、破損部を修理した。

今回は通報を受けての緊急調査だったが、市から委託された石井さんの日常の仕事は、地図を片手に歩き回り、漏水がないかを調べることだ。

水道メーターや止水栓周辺から、かすかな兆候を聞き取り、難しい現場では100メートル先から徐々に絞り込む。最終的にピンポイントで特定する。

半日以上かかることもあり、繊細さが求められる。市内ほぼ全域を同僚4人と分担し、本年度は既に約250カ所の漏水を見つけた。「漏水の仕方はどの現場でも違う。管の材質によっても変わる。地面の下の、誰も分からないものを見つけるのは快感です」。

以上 徳島新聞抜粋(共同通信徳島支局・石井祐)

全国漏水調査協会が三郷市と災害協定を提携

平成30年9月14日に当社の所属する全国漏水調査協会(事務局:東京千代田区 会長:古賀一典)と埼玉県三郷市(みさとし)が「災害時等における漏水調査技術員の派遣に関する協定」を締結しました。

この協定は、三郷市が管理する水道管路施設の応急復旧に必要となる漏水調査作業を効率的かつ迅速に行うことを目的とし、災害時等に三郷市の要請に基づき、全国漏水調査協会が漏水調査技術員を派遣するものです。三郷市役所にて調印式を行いました。

全国漏水調査協会

〒102-0074
東京都千代田区九段南3丁目9番11号マートルコート麹町1002号
TEL:03-5275-3680 FAX:03-5275-4977
EMAIL:info@zenroukyou.jp

>>全国漏水調査協会ホームページ
>>熊本市の地震災害時の漏水調査技術員の派遣協定について

 

全国漏水調査協会の第30回定期総会が開催されました

平成30年6月15日に東京の市ヶ谷にて全国漏水調査協会【代表:古賀一典 事務局:東京都千代田区】の第30回定期総会が開催されました。

全国漏水調査協会は、上水道管路の維持管理、充実に寄与し、併せて漏水調査業の健全な発展を図ることを目的としています。

定期総会では平成29年事業報告・収支決算報告と平成30年度事業計画・収支計画案が上程され、審議・承認されました。

 

全国漏水調査協会 第30回定期総会 会場
全国漏水調査協会 第30回定期総会

総会終了後には30周年記念パーティーが開催されました。パーティーでは日本水道協会から工務部長代理、日本水道工業団体連合会の業務部長が来賓として臨席がありました。今回は30周年という節目を祝い、今後の当協会と会員の更なる発展と活躍を願い、各会員が懇談されました。

 

全国漏水調査協会 30周年記念パーティー 会長挨拶
全国漏水調査協会 30周年記念パーティー 会長挨拶

翌日には協会主催の施設見学会あり、築地本願寺と移転する前の最後の築地市場の見学してきました。場内は、業者さんが小型特殊自動車やトラックに乗って忙しく行き交い、また買い物客や観光客であふれる活気ある市場を体感してきました。

全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地本願寺
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地本願寺
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場 仲卸市場
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場 仲卸市場
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場
全国漏水調査協会 平成30年度視察会 築地市場

>>>全国漏水調査協会 HP
>>>水道産業新聞 2018年6月11日「~有収率の維持・向上に貢献~全国漏水調査協会が設立30周年 さらなる飛躍へ」

 

水道産業新聞に当社の所属する「全国漏水調査協会」の設立30周年記事が掲載されました

水道産業新聞 2018年6月11日に当社の所属する「全国漏水調査協会」の設立30周年記事が掲載されました。

>>>全国漏水調査協会 HP
>>>水道産業新聞 2018年6月11日「~有収率の維持・向上に貢献~全国漏水調査協会が設立30周年 さらなる飛躍へ」

 

漏水調査研修会が開催されました

当社の所属する日本漏水調査システム協会[本部:徳島市 代表:新垣光勇]の主催する漏水調査研修会が平成30年4月19、20日に同協会のトレーニングフィールド(徳島市川内町平石若宮8番7)で開催されました。

今回の研修会は会員各社の新人研修であり、漏水防止対策での漏水調査業務の重要性や、最新の漏水探索機の原理や調査機器の操作体験で、更なる漏水調査知識の向上や調査機器の使用を習得し、会員各者の業務推進に役立てもらう趣旨で開催されました。

研修会は2日間で、初日は研修室で漏水防止概論、漏水探索技術と探査機器について、2日目は漏水探査機器の使用方法と取扱についての実技研修でした。

当社は本研修会で相関探知機器の使用法と水道管内不断水カメラ調査の実演を担当いたしました。

問い合わせ:日本漏水調査システム協会
所在地: 〒770-0004 徳島県徳島市南田宮2丁目7−4 電話: 088-632-7525

 

流量測定調査
実技研修 超音波流量測定
音聴棒による漏水音の聞き分け
実技研修 音聴棒による漏水音の聞き分け
トレーサーガスによる漏水探査
実技研修 トレーサーガスによる漏水探査
漏水探知機による漏水探索
実技研修 漏水探知機による探査法
実技研修 管種の違いによる漏水音
実技研修 管種の違いによる漏水音
水道管内不断水カメラ調査実演
水道管内不断水カメラ調査 実演
水道管内不断水カメラ調査における管内状況
水道管内不断水カメラ調査 管内状況

漏水対策は調査から監視へ

当社は主要配水幹線や老朽化により漏水の頻発する管路に漏水検知センサーを設置して定期的に巡回して漏水監視をしています。それにより漏水を早期に検知し断水事故や経済損失を削減することができます。

漏水対策の課題

漏水は配水流量計の夜間最低流量*の上昇などで担当者が発見します。そして巡回や流量分析等で漏水地区を推定します。そして、現地で漏水探知機などで音聴調査し漏水該当地点を特定します。この様な方法では漏水が大きくなり夜間最低流量が増加したときに漏水調査を実施するために漏水発見まで時間がかかります。また大口径の主要管路の場合は漏水時の路面陥没や断水リスクが大きくなります。

調査から監視へ

漏水監視の概念

漏水の監視は音圧センサーを搭載したロガーを消火栓・空気弁など水道管路の付帯設備へ設置します。一定の測定間隔に基づき、漏水の発生したときに出る音圧振動を記録します。ロガーに記録された音圧データは、月に一回程度の定期的な巡回により分析器へ無線で収集します。収集されたデータにより、しきい値に基づき漏水発生を表示し発生エリアを特定します。これにより継続的な漏水の監視を行い、管路の維持管理を効率的に行います。

管路音圧監視システム

 

*夜間最小流量:水道の使用量の最も少ない深夜時間帯の配水流量により地区の概算漏水量を把握する方法

>>漏水監視のご提案